Essay

原先生 (2007 広島ベーシック)  

広島での1番の思い出はなんですか?と聞かれたら真っ先に「12時過ぎに食べた焼肉!!」と答えるでしょう。

9月21日の16:00頃三原駅に着き、川見先生と出会い宿泊施設まで行きました。三原市は昔、繊維で栄えた町だったそうですが今は企業といえば三菱といった感じでした。人口も減少傾向にあるそうで、周りを見渡してもあまり大きな町ではなく、伊豆の山に囲まれて生活している私にとって少しホッとする環境でした。

そんな中、9月22日から24日の3日間、広島の三原能力開発支援センターで83名の受講生を迎えてベーシックコースが行われました。

受講生の多くは、若いPT・OT・STの先生方で非常に真剣な態度で受講されていました。

1日目は認知理論を中心とした講義、2日目は実技中心、3日目は各疾患に対する認知運動療法と症例検討という形で進められる中、特徴的だったのは2日目の「ティータイム」です。2日目の実技の途中で「長めのティータイム」と題し、10名ほどのグループに講師とスタッフそれぞれ1名ずつが入り、前日の講義に関して理解が不十分だった点や日頃の臨床での悩みを話し合う場が設けられました。ここで、少人数で質問しやすい雰囲気を作り、ジュースやドーナツを食べながら「ホッ」とした空間を作ることができたのだと思います。

今回のベーシックは「認知運動療法は難しいといったイメージから認知運動療法を少しずつ始めてみたいと思う気持ちにさせるコースにしよう!」という沖田先生の考えが随所に反映されたプログラムであったと感じました。今までにない取り組みやコンセプトから学ぶところが多く、静岡の現職者講習会でも生かしていきたいと考えております。

今回のコースでは広島認知運動療法研究会スタッフの団結力の強さを改めて感じている中、会長の中野先生から広島勉強会の様子をお聞きすることができました。広島県は静岡県と同様、横に長い県で集まるのが困難である中、2ヶ月に1度、平日の夕方から開始する事が多いようです。内容としては、伝達講習・症例検討が主で、その他に『広島から何らかのメッセージを発信していこう!!』という意気込みを持って開催されているとのことでした。真夜中の焼き肉にもたれた胃を抱えながら、自分の年齢を実感しつつ、多くのことを学べた非常に印象に残るコースでした。

さて、私の所属している静岡の勉強会も、静岡県認知運動療法勉強会から今年度より静岡認知運動療法研究会と名称が変わり、新たな役割を担うようになったと感じています。年6回の勉強会開催の中、症例検討・伝達講習を継続して行うと共に、現職者講習会の運営、学会への演題登録の他、1年を通して取り組めるテーマを提供し学習していく場でありたいと願っています。

広島のメンバーに負けず劣らず静岡認知運動療法研究会メンバーの団結力もすばらしいものであると自負しております。一人一人の力は少なくても、スタッフ同士の協力により小さくても実りある静岡認知運動療法研究会にしていきたいと思います。引き続き、協力ならびに参加のほど、宜しくお願いいたします。